電波暗室と測定項目の概要

3m法電波暗室
【電波暗室仕様】
・3m法国際規格適合
・有効寸法:幅5.8m 奥行8.8m 高さ5.6m
・ターンテーブル:耐荷重500kgとなっています。

【測定項目】
・放射エミッション:9kHz~3.6GHz
・伝導エミッション:9kHz~30MHz
・放射イミュニティ:80MHz~6GHz
・伝導イミュニティ:150kHz~230MHz

【運用体制】
電波試験技術者国際資格 iNARTE-EMCエンジニアの資格を有する実務経験豊富な専門職が常駐し、運用にあたる体制を確保しています。

3m法 電波暗室<仕様>

ANSI C63.4-2014やCISPR16-1-4で要求されている電波伝搬特性を有しております。また、測定作業環境を改善するため照明にはすべてLED照明を使用しており、従来と比較して明るく清潔感のある測定環境で作業を行えます。

項目仕様
暗室サイズ(奥行×幅×高さ)6.0(W)m × 9.0(L)m × 6.0(H)m(シールド内寸法)
5.8(W)m × 8.8(L)m × 5.6(H)m(有効寸法)
計測室の寸法(奥行×幅×高さ)2.3(W)m × 3.0m(L) × 3.0(H)m(シールド内寸法)
計測室扉0.8(W)m × 2.0(H)m(スイング式片開き)
搬入扉1.2(W)m × 2.0(H)m(スイング式片開き)
ターンテーブル直径1.5m(耐荷重500kg、有限回転:-20°~ +380°)
アンテナマスト昇降範囲 1,000mm ~ 4,000mm
電波特性1NSA:ANSI C63.4-2009(30~1000MHz), CISPR 16-1-4 Ed2
(広帯域アンテナ)
テストボリューム:1.5m
理論値に対して +2.1dB/-2.4dB以内
電波特性2SVSWR:CISPR16-1-4 Ed3.0(1~6GHz)
テストボリューム:1.5mΦ、2(H)m
1~6GHz :5.1dB未満
遮蔽効果磁界(150kHz~30MHz):70dB以上
電界(150kHz~30MHz):100dB以上
平面波(30MHz~18GHz):100dB以上
電源遮断(150kHz~10GHz):100dB以上
電源容量CVCF (1φ2W)/CVCF (3φ4W)、切替え方式1φ:0~240V, 12kVA, 50/60Hz
3φ:0~240V, 12kVA(線間440V), 50/60Hz
商用 (1φ2W)100V/60Hz, 20A
設備監視カメラ(固定式1台・可動式1台)

 

対応可能な試験内容

3m法電波暗室では、以下の設備を導入しております。
代表な対応規格を記載しておりますが、製品群規格にも対応しておりますので、お気軽に電波暗室担当iNARTE/EMCエンジニアにお問い合わせください。
測定機器

試験・測定項目対応規格・スペック主要計測器
放射エミッション測定CISPR11,CISPR14-1,CISPR32, ANSI C63.4等
9kHz~3.6GHz
Test Receiver:
 ESR3(Rhode&Schwarz)
Receiving Antenna:
 HFH2-Z2(Rhode&Schwarz)
 VHA 9103 / BBA 9106(Schwazbeck)
 UHALP 9108 A1(Schwazbeck)
 3115(ETS-Lindgren)
伝導エミッション測定
(電源ポート)
CISPR11,CISPR14-1,CISPR32, ANSI C63.4等
9kHz~30MHz
Test Receiver:
 ESR3(Rhode&Schwarz)
AMN:
 ENV432(Rhode&Schwarz)
放射イミュニティ測定IEC61000-4-3,最大10V/m
80MHz~6GHz
2019年6月運用開始
伝導イミュニティ測定IEC61000-4-6,最大10Vemf
150kHz~230MHz
2019年6月運用開始
2019年7月上限周波数更新80MHz→230MHz
部品等の高周波特性
(ネットワークアナライザ)
周波数範囲
 本体:10MHz-67GHz
 ミリ波コンバータ接続時:Eバンド(60-90GHz)
コネクタタイプ
 本体:同軸1.85mm(オス)
 同軸ケーブル:3.5 mm(オス)
 ミリ波コンバータ:WR-12導波管
本体:
 ZVA67
ミリ波コンバータ:
 ZVA-Z90(Rhode&Schwarz)

 

平面図

電波暗室平面図
※測定室はもちろん、前室などの周辺・準備エリアも含めて独立した区画を確保しており、入口ドアロックにより測定時の機密保持対応も万全です。

構造図

電波暗室構造図

測定データ(NSA実測値)

電波暗室測定データ

VCCI協会登録設備

我が国業界団体の自主規制である一般財団法人VCCI協会規定の測定設備として登録(2018年12月10日)されております。VCCI協会の会員であれば、自社に登録測定設備がなくとも本学の電波暗室を利用頂くことで、VCCI適合確認試験を行うことが可能です。
登録設備の概要
3m法電波暗室
・1GHz以下放射エミッション測定設備(登録番号R-20058)
・AC電源ポート伝導エミッション測定設備(登録番号C-20044)

VCCIの詳細については、次の協会ホームページをご参照下さい。
http://www.vcci.jp/

※ご利用の皆様へ-「産学連携協力会」のご案内-
京都工芸繊維大学「産学連携協力会」では、年会費1万円で電波暗室の最新情報のご提供も含め様々な特典をご用意しています。
入会方法はこちらでご確認いただけます。(2019年1月8日現在加入企業数365社)

http://www.liaison.kit.ac.jp/liaison/meeting/

2019/07/09更新